RESEARCH METHODS
No.1・日本初・世界初の調査方法
伝えたい強みによって、集めるべき根拠は変わります。利用者の評価、売上などの実績、技術の先行性を分けて、調査手法の選び方と確認点を整理します。
まず、何を確かめるかを決める
利用者の評価を比べる
満足度などを調べる場合は、対象の商品・サービスを評価できる利用者をどのように確認するかが出発点です。
数量・金額などの実績を比べる
販売数、売上高、導入件数などは、集計期間・単位・製品の範囲をそろえた比較データが必要です。
技術・サービスの先行性を調べる
日本初・世界初は人気投票では確かめられません。何が初めてかを定義し、以前の事例と照合します。
同じ商品でも、目的が違えば必要な調査は変わります。「満足度」の結果から「販売数」を、売上の比較から「世界初」を説明することはできません。
利用者アンケートで確認すること
回答者の評価を集める手法です。比較するサービス、利用経験の条件、設問、集計方法を先に定めます。対象者の属性だけでなく、実際に何を利用し、何について答えられるのかを確認します。
- 利用経験と評価対象を合わせる
利用した時期・商品・プランなど、表示したい内容に関係する条件を整理します。 - 質問と選択肢をそろえる
各社の説明量や見せ方、回答尺度に違いがないかを確認し、特定の回答に誘導しない設計にします。 - 分母と集計条件を明らかにする
有効回答数、比較対象別の人数、除外の基準を確認します。人数が多いことだけで比較の妥当性は決まりません。
公開資料・実績データを比較するとき
統計、企業の公表資料、製品資料、依頼者が保有する記録などを確認します。公開資料だけで必要な比較ができるか、追加の情報が必要かを調査設計で整理します。
定義をそろえる
売上と出荷額、契約数と利用者数、累計と単年度を混ぜず、何を数えるかを固定します。
範囲をそろえる
地域、期間、製品カテゴリー、販売経路を明記します。集計対象に入れる・入れない理由も確認します。
欠けた情報を残す
競合の値が不明でもゼロとは扱いません。推計値、未確認の資料、比較できない項目を区別します。
必要な比較データが得られない場合には、広い範囲のNo.1を結論付けられないことがあります。確認できた事実と、結論の限界を分けて扱います。
日本初・世界初は先行例を照合する
方式・機能・提供形態・組み合わせを具体化し、対象地域と確認する時点を決めます。特許、論文、規制当局の公表情報、企業の製品発表など、主張に適した資料を組み合わせて確認します。
- 機能を分解する
「AIを使っている」などの広い特徴だけでなく、入力、処理、出力、提供方法に分けて比較します。 - 日付の意味を区別する
特許の出願・公開、論文発表、製品発表、提供開始は別の出来事です。何の先行性を比較するかをそろえます。 - 検索と判断を分ける
検索語・対象資料・確認日を整理したうえで、見つかった候補が定義に該当するかを原資料で確かめます。
検索で見つからなかったことだけで、あらゆる先行例の不存在が証明されるわけではありません。調査範囲と制約を明示して判断します。特許性の判断と広告の「初」の確認も、別の目的です。
ご相談時に整理したい4項目
- 表示案
使いたい文章を、省略せずにお知らせください。 - 商品・技術の資料
仕様書、紹介ページ、比較の根拠にしたい記録などを確認します。 - 比較したい範囲
競合、対象地域、調査時点、既知の先行例を整理します。 - 利用目的と期限
Web・広告・営業資料などの掲載先と公開予定日をお知らせください。
採用する手法と実施範囲は個別にご提案します。役割分担・契約後の進め方は調査体制と進め方、サービス別の内容は調査サービス一覧をご覧ください。
よくあるご質問
調査方法だけを指定して依頼できますか?
ご希望は伺いますが、表示したい内容を裏付けられるかを先に確認します。目的に合わない場合は、別の方法や範囲をご提案します。
AI検索の結果だけで日本初・世界初と表示できますか?
検索結果だけを根拠にはできません。探索した範囲を整理し、先行候補の原資料と技術内容を担当者が確認します。
希望する順位にならなかったらどうなりますか?
確認した結果をそのままご報告します。希望する結論を得るために、結果を見て比較条件を変更することはしません。
あわせて確認したいページ
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表示案から、必要な調査を一緒に整理します。
商品・サービスの概要と、使いたい表示、掲載予定日をお知らせください。