CUSTOMER SATISFACTION RESEARCH

顧客満足度No.1調査の設計と確認事項

最終更新:2026年10月28日帝国ナンバーワンリサーチ組合

回答者の条件と質問票を確認する調査担当者のアイソメトリックイラスト
調査のイメージ

誰の、どの利用経験を、何と比べるか。顧客満足度No.1の根拠を検討する担当者に向け、回答者の条件、質問、集計、報告書の確認点を整理します。

改善のための調査と、比較表示のための調査

01

自社サービスの改善

自社の顧客が何に満足し、どこに不便を感じるかを把握します。改善の優先順位を考える材料になります。

02

顧客満足度No.1の検討

自社だけでなく、適切な比較対象について同じ基準で調べる必要があります。自社アンケートの満足度が高いだけでは順位は分かりません。

既存の顧客アンケートをお持ちの場合は、質問票と回答者の集め方、集計表から確認します。広告で使うための追加調査が必要か、現在の資料で説明できる範囲を整理します。

利用経験を、回答できる内容まで確かめる

消費者庁の報告書は、満足度を適切に判断するには、少なくとも対象の商品・サービスを実際に利用した経験が必要と説明しています。サイトを見た印象だけを利用満足度に置き換えないことが出発点です。出典:報告書19〜20ページ

  1. 何を、いつ利用したか
    ブランド名だけでなく、対象商品・プラン、利用時期、現在利用中か過去の利用かを確認します。比較各社で条件をそろえます。
  2. 誰の評価を聞くか
    購入した人と使った人が異なる場合は、評価できる内容を分けます。BtoBでは、導入決裁者、管理者、実際の利用者の役割を確認します。
  3. どのように対象者を選ぶか
    好意的な顧客や関係者だけが選ばれる設計になっていないかを点検します。募集経路と抽出方法、除外条件を記録します。
  4. 評価できない回答をどう扱うか
    利用経験が不明な回答や、対象の機能を使っていない回答の扱いを先に決めます。回答を得てから都合よく除外基準を変えません。

質問と比較条件を、調査前にそろえる

01

評価項目を分ける

総合満足度、操作性、サポート、料金への評価は別の項目です。一つの質問に複数の論点を詰め込まないようにします。

02

尺度を統一する

回答の選択肢、評価対象の説明、対象期間をそろえます。「分からない」「利用していない」を無理に満足度へ算入しません。

03

集計方法を決める

平均点を使うか、一定以上の評価の割合を使うか、同点や回答欠損をどう扱うかを事前に定めます。

比較対象を選んだ理由も設計書に残します。知名度や検索順位だけで決めず、表示が意味する市場・商品カテゴリーに照らして、主要な比較対象に抜けがないかを確認します。制度全体の説明は消費者庁の基準とNo.1表示をご覧ください。

結果は順位だけでなく、分母と条件から読む

  1. 各社・各設問の有効回答数
    調査全体の人数だけでなく、個々の比較に使われた人数を確認します。分母の小さい項目を大きな集団の評価に広げないようにします。
  2. 属性と利用条件の違い
    年齢、利用期間、プランなどの構成が違う場合、その違いが評価に影響していないか検討します。
  3. 数値の差と不確かさ
    差の大きさとばらつき、調査設計に合う分析方法を確認します。単純に数値を並べることと、広告上の比較を説明できることは同じではありません。
  4. 表示案と報告範囲の一致
    ある機能の評価を商品全体の満足度に広げず、調査時点・対象・指標が分かる表現にします。

必要な回答数は、対象者の出現率、比較する群、求める精度などを踏まえて設計します。一律の人数だけで調査の適切さを判断することはできません。納品時の確認点は調査報告書・納品物、掲載後の見直しは広告表示の掲載・更新にまとめています。

相談前に準備したい情報

  • 表示したい文章と掲載媒体・公開予定日
  • 対象の商品・プランと、想定する利用者
  • 比較したいサービスと、その選定理由
  • 利用期間、地域、年齢などの条件案
  • 既存アンケートの質問票・募集方法・集計表の有無
  • 予算、希望納期、必要な成果物

当組合では表示案と資料を確認し、実施可能性、必要な調査範囲、費用を個別にご案内します。対象者を確保できるかも含めて確認するため、調査前の順位や結果は保証しません。料金・納期の案内もご参照ください。

よくあるご質問

自社の顧客アンケートだけでNo.1と表示できますか?

自社顧客の満足度だけでは、他社との順位は分かりません。比較対象、回答者の条件、質問や集計方法を確認し、表示案に必要な追加調査を整理します。

BtoBサービスでも満足度調査を相談できますか?

ご相談いただけます。導入決裁者、管理者、実際の利用者のどの経験を評価するかを明確にし、対象者の確保と比較の実施可能性を個別に確認します。

何人調べればNo.1表示の根拠になりますか?

人数だけで決まるものではありません。対象者の選び方、各比較群の有効回答数、設問、分析方法、表示との対応を合わせて検討します。必要な人数は調査の条件に応じて設計します。

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依頼前の疑問から、ご相談ください。

使いたい表示と商品・サービスの概要をお知らせください。機密資料は、共有する条件を確認してからお送りください。

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