SALES & MARKET SHARE RESEARCH

売上・シェアNo.1調査の方法と比較条件

最終更新:2026年10月28日帝国ナンバーワンリサーチ組合

資料と比較グラフから売上・市場シェアを分析する調査担当者のアイソメトリックイラスト
調査のイメージ

売上、販売数量、導入件数、市場シェア。同じ「実績」でも、数え方が違えば順位は変わります。比較できるデータをそろえるための定義と、確認できない情報の扱いを解説します。

売上・数量・導入実績を混ぜない

01

売上高・販売金額

企業全体か特定商品か。出荷段階か最終販売か。税込・税抜、返品、値引きなどの集計条件を確認します。

02

販売数量・出荷数量

個数、台数、重量など単位をそろえます。出荷した数量と、最終顧客に販売された数量は区別します。

03

導入件数・利用者数

企業数、拠点数、契約数、アカウント数は異なります。累計と現在の稼働数、無料と有料も分けます。

比較する市場を、5つの条件で定義する

  1. 商品・サービスの範囲
    用途、機能、提供形態を整理し、含める製品・企業と除外する理由を決めます。自社に都合のよい範囲を結果から逆算しないようにします。
  2. 地域
    国内、特定の都道府県、海外を含む市場など、どこの実績を扱うかを明確にします。企業の所在地と販売先の地域を混同しません。
  3. 期間・時点
    暦年、事業年度、直近12か月、ある時点の契約数を区別します。比較先の決算期が違う場合は調整の可否と限界を確認します。
  4. 流通経路・顧客層
    店頭、EC、直販、代理店、法人向けなどを整理します。一つの販売経路の結果を市場全体に広げないようにします。
  5. 単位・集計方法
    金額の通貨、台数の定義、重複の除外、グループ会社やOEM製品の扱いなどをそろえます。

比較条件は、資料を集める前に文書にします。調査中に見直す必要が生じた場合は、変更理由と影響を残し、表示案も対応させます。

資料は、出典と集計条件を一緒に記録する

01

公表された資料

統計、業界資料、企業の決算資料や製品発表など。元の資料の対象範囲、作成時点、調査方法を確認します。

02

依頼者が保有する資料

対象商品の売上集計、販売記録、契約一覧など。集計の手順や除外項目を確認し、説明可能な形に整理します。

03

追加確認が必要な情報

非公表の数値や、カテゴリーを分けられない情報。入手・確認の可否を整理し、調査範囲と日程への影響を確認します。

資料名、公開日・取得日、対象期間、単位、実測か推計かを記録します。異なる資料を並べる前に、同じ定義の数値かを確かめます。機密資料の共有は秘密保持契約・資料共有の案内をご覧ください。

市場シェアと順位を読み違えない

市場シェアは、定義した市場全体に対する自社の割合です。分子となる自社の値と、分母となる市場全体の値で、期間・範囲・単位をそろえます。

  1. 調べた数社の合計と、市場全体を区別する
    選んだ企業だけの合計を使って計算した割合は、そのまま市場全体のシェアにはなりません。カバーしていない企業・製品を確認します。
  2. 数値が不明な競合をゼロにしない
    非公表の数値や未確認の資料は、欠けている情報として扱います。主要な比較対象を確認できなければ、広い範囲のNo.1を結論付けられない場合があります。
  3. 推計の前提と誤差の影響を見る
    推計値を使う場合は、計算方法、元データ、仮定を示します。前提が変わると順位も変わり得る場合、その不確かさを残します。
  4. 確認できる範囲で結果を説明する
    確認できた順位、対象範囲、確認できなかった事項を分けます。限定条件を付けても、広告全体が市場全体のNo.1を示すように見えないかを確認します。

調査の可否を確認するために必要な情報

  • 使いたい表示と、売上・数量などの比較指標
  • 商品・市場の定義案と、主要な比較対象
  • 地域、対象期間、販売経路
  • 自社データの有無と、その集計条件
  • 既に見つけている公表資料・統計
  • 掲載予定日、必要な納品物、予算の目安

当組合は、資料の入手可能性と比較条件を確認し、必要な調査範囲をご案内します。事前に順位を保証するものではありません。費用は料金・納期、報告内容は調査報告書・納品物、広告への反映は掲載・更新ガイドをご確認ください。

よくあるご質問

自社の売上データだけで業界No.1と説明できますか?

自社の実績だけでは他社との順位は分かりません。適切な比較対象と同じ条件のデータをそろえ、対象市場をどこまで確認できたかを整理する必要があります。

競合の数値が非公開でも調査できますか?

まず利用できる資料と追加確認の可否を調べます。必要なデータが得られない場合は結論を出せないこともあります。非公開の数値をゼロと扱うことはしません。

売上No.1なら満足度No.1とも表示できますか?

売上と満足度は別の指標です。満足度は利用者の評価を確かめる調査が必要で、売上の順位から置き換えて説明することはできません。

あわせて確認したいページ

CONTACT

依頼前の疑問から、ご相談ください。

使いたい表示と商品・サービスの概要をお知らせください。機密資料は、共有する条件を確認してからお送りください。

BLOGNo.1調査公式ブログ
最近の記事
おすすめ記事
  1. 世界初の根拠に特許調査だけでは足りない理由|先行技術調査との違い

  2. No.1調査で採用強化|4要件とサンプル数の基本

  3. 公開広告の表示実態調査|No.1・日本初・業界初の公式12ページを確認

  1. 自社調べNo.1はステマ?広告の明示と調査根拠の違い

  2. なぜ、あなたの会社のCX(顧客体験)は改善しないのか?「定量+定性」のハイブリッド調査が解き明かす、顧客の微妙な感情

TOP
LINEで無料相談する
MENUTEIKOKU No.1 RESEARCH
トップページへ →

目的のページをお選びください

LINEで相談お見積もり